高反発マットレスメーカーは「低反発マットレスは腰痛持ちに良くない」といいますが腰痛が楽になる人もいます。
- マットレスに体がフィットしないので腰や膝の裏に隙間ができる
- 横向きになると肩が圧迫される
- 寝苦しいからしょっちゅう寝返りを打つ
こんな人は低反発マットレスを使うことで、コスパよく腰痛も睡眠の質を改善できるケースがたくさんあります。
この記事では、腰痛が気になる人にチェックしてほしい低反発マットレスの使い方をまとめました。
腰痛や肩こりに効果的な低反発マットレスの使い方
硬いマットレスで腰痛になる人は低反発のベッドパッドやマットレストッパーを硬い寝具の上に敷くことで、体のラインに沿ったフィット感を高め、横向きになっても肩や腰の圧迫感を解消できます。
ここでポイントは、低反発フォームのマットレスは厚みのないベッドパッドやマットレストッパーを使うことです。
低反発マットレスが腰痛に悪いって聞いて硬めの高反発マットレスを買ったけど、腰が痛くて低反発マットレストッパーを追加したら解消したっていうケースはかなりあります。
低反発マットレスが腰痛や肩こりに悪いと言われてる理由がわかれば失敗しない
低反発マットレスが腰痛に悪いと言われてる理由は
- 腰が沈みすぎて腰に負担がかかる
- 寝返りが打ちにくく同じ姿勢で寝続けることになるから血行が悪くなる
その結果、寝起きに腰が痛くなるし寝ても疲れが取れないということです。
低反発マットレスだけじゃなく、柔らかいポケットコイルマットレスの場合でも同じです。
低反発マットレスが腰痛に悪いというのは、低反発フォームだけの分厚いベッドマットレスを使った場合で特に体重の重い男性に良く起こりがちなことです。
まずは柔らかいだけの厚みがあるベッドマットレスの低反発マットレスは避けるようにしましょう。
アスリートも低反発マットレスを使ってる
体が資本のトップアスリートは腰痛はもちろん睡眠の質はかなり重視しているのでマットレスにもこだわります。
トップアスリートは高反発マットレスを使うイメージが強いですが、
世界で活躍する総合格闘家の堀口恭二選手は低反発マットレスで有名なテンピュールを使っているし、メジャーリーグで活躍していた松井秀喜さんも低反発マットレスを愛用しています。
低反発マットレスは女性に向いてるとか、体格がいい人には向いてないとかで判断せず、今使っている寝具環境で感じる不満から自分に合うかどうかを判断するのが重要です。
低反発マットレスが合う人
ここまで解説した低反発マットレスの使い方を踏まえ、低反発マットレスが合う人合わない人を整理します。
- 今使ってるマットレスが硬くて寝つきが悪い
- 仰向けで寝た時に腰、膝の裏に隙間ができる(手が入る)
- 横向きで寝た時に肩の圧迫感がある
もちろん、今硬いマットレスで寝ていて腰が少し浮いても、それが自分にとっていい寝心地と感じて、不満を感じてない場合にあえてマットレスを替える必要はありません。
低反発マットレスは痩せ型の人に合うとか、体のラインがはっきりしてる人に合うなどの傾向はありますが、あくまでも体のフィット感をより高めたい、体圧分散をよりよくして寝返り回数を少し減らしたい、そんな人が試すべきです。
低反発マットレスはフィット感が高すぎることから蒸れやすく、空調を調節しても夏は暑苦しいと感じることがよくあります。
夏はエアコンと一緒に吸湿性、放湿性が高く肌触りの良いコットンなどの敷きパッドと合わせて使うことをおすすめします。
まとめ
低反発マットレスが腰痛に悪いということはないし、低反発マットレスが腰痛にいいということもありません
低反発マットレスは、今使ってるマットレスが硬すぎて寝心地の悪さ、寝つきの悪さ、腰痛や肩こりを感じる人が試すべきアイテムです。
特にマットレスと体に隙間ができる人は検討してもいいかもしれません。
今使っている硬くて不快なマットレスを買い替えずに有効活用したい場合は、厚さ5cm程度の低反発マットレストッパーを上に重ねることで腰の負担が減ってコスパ良く快適さを実現できるのでお試しくださいませ。