マットレスの選び方

コスパ抜群の折りたたみマットレスを賢く選ぼう!安くておすすめ4選!

ニトリ折りたたみマットレス

ベッド不要でフローリングに敷いても使えることから、部屋のスペースを上手に活用したい人や一人暮らしの人を中心に人気の折りたたみマットレス。

もちろん折りたたみマットレスならではのデメリットもありますが重要なのは選び方!

この記事では折りたたみマットレスのメリットやデメリットを踏まえつつ基本的に選び方と安くて品質が高い人気の折りたたみマットレスを紹介します。

まずは折りたたみマットレスのメリットとデメリットを知ろう

中には何となく折りたたみマットレスが良さそうだという理由で買う人もいますが、そもそも本当に折りたたみマットレスが自分に合ってるか?メリットとデメリットを整理しました。

メリット
  • 収納や持ち運びに便利
  • 敷布団のようにフローリングに敷ける
  • ソファからごろ寝用まで色々な用途がある
デメリット
  • 厚みがあり過ぎると収納に不便
  • 寝心地で折り目の隙間を感じることもある

折りたたみマットレスのメリット

収納と持ち運びの便利さ

折りたたみマットレス収納

折りたたみマットレスが収納に便利、持ち運びに便利というのは敢えて補足するまでもありませんね。

文字通りマットレスを折りたたむことが出来るので、部屋のスペースに応じて寝る時以外は押し入れやクローゼットに簡単に収納してベッドを置くスペースを有効活用することが出来ます。

また、持ち運びが便利なので寝る場所を自由自在に変えられる便利さもあります。

快適さをキープするメンテナンス性の高さ

マットレスの湿気を飛ばしてダニやカビ対策には陰干しするときも楽だし、部屋の掃除をするときにも簡単に移動できます。

寝汗をよくかく人や夏場には出来るだけ小まめにマットレスを陰干しすることが快適な睡眠環境には欠かせないので、折り畳みマットレスのメンテナンス性の高さはかなり便利です。

折りたたみマットレスを使ってる人は基本的にフローリングや畳に敷布団のように敷いて使う人がほとんどでですが、マットレスならではの体をしっかり支えるサポート感も魅力です。

用途に合わせて使い分ける機能性の高さ

持ち運びが簡単なので、軽くリラックスしたい時のためにソファの形にできるタイプもあれば、最近では自分の好きなスペースでちょっとごろ寝用にも使う人も。

ごろ寝マット

今はリモートワークで在宅勤務する人も多いので、自分の理想的な休憩をする意味でも便利ですね。

折りたたみマットレスのデメリット

厚みを持たせると収納性が落ちる

畳んだ後の収納性や持ち運びに便利さのため、ベッドマットレスよりは薄い設計になっています。

その結果、ベッドマットレスと比べると厚みが足りないため底付きする可能性もあるし、劣化も早くなります。

といっても、耐久性の高い素材を使っている折りたたみマットレスは丁寧に扱えば5年は快適に使えますけどね。

折りたたみ部分の隙間を感じることも

折りたたみマットレスの中には折り目部分の隙間が目立ち寝心地に隙間を感じることもあります。

ごろ寝用に使うだけだったらいいですが、毎日寝るマットレスとして使うなら隙間のある折りたたみマットレスは避けた方が無難です。

ライフスタイルや好みに合ったコスパ抜群の折りたたみマットレスの選び方

楽天やAmazonで折りたたみマットレスを検索すると数が多すぎてどれがいいの迷ってしまう人へ。

安くてコスパ抜群の折りたたみマットレスを手にするためには自分の体に合った寝心地やライフスタイルに合ったタイプを選ぶのが重要です。

厚さ8~10cmを選ぶ

マットレスの厚み

折りたたみマットレスはフローリングに敷いて使う人が多いですが、薄いと収納は便利ですが底付きする可能性が高くなります。

逆に、厚みがあればあるほど耐久性や底付きのない寝心地の安定性はありますが折りたたんだ後のコンパクトさが足りなくなってしまいます。

底付き感なく収納性を損なわないという点で、折りたたみマットレスの厚さは8cm~10cmを目安にすることをおすすめします。

折り目の数は3つ折りが無難

敷布団を畳むのと同じ3つ折りタイプの折りたたみマットレスが主流ですが、4つ折りや5つ折りはよりコンパクトに畳むことが出来ます。

ただその分、折りたたんだ後の高さが出てしまうので3つ折りがいいでしょう。

普段は収納していて、来客用として使うなら折りたたんだ後の大きさが収納スペースに合ってるかどうかで判断しましょう。

ソファーの形に折りたためるマットレスは汚れやすい

ソファーの形に折りたためるマットレスもあって、ソファとしてもマットレスとしても使えるタイプもあります。


色々な使い方が出来ることがメリットで、ソファとマットレスどちらとしても使いたい人にはいいかもしれませんね。

ただ、利用するシーンが多くなりマットレスのヘタリも早くなること、ソファとしての座り心地とマットレスとしての寝心地は違うのでどちらも中途半端になる可能性もあります。

また、利用頻度が多くなればなるほど汚れやすくなるというデメリットもあるので、こまめできれい好きな人じゃないと不満が残りやすくなる個をはご注意を。

個人的に相談されたらソファとマットレスは分けて使うことをおすすめしてます。

寝心地に折り目の隙間を感じるかは口コミでチェック

折りたたみマットレスの中には最初から折り目部分の隙間が広いマットレスもあるし、見た目は隙間がなくても折り目部分の寝心地に違和感を感じるものもあります。

まず、店頭で買うにしろネット通販で買うにしろ折りたたみマットレスは折り目部分の隙間が無いことが最重要です。

隙間があると使っていくうちに劣化も早くなり、寝心地の悪さだけじゃなく寝起きに疲れが残ったり体が痛くなったりと良いことは一つもありません。

見た目に隙間がなくても折り目部分に違和感がある寝心地のマットレスを見分けるには、そのマットレスを買った人の口コミを見る以外にありません。

私が全ての折りたたみマットレスを使ってレポートできればいいですが現実的じゃないので、楽天でもAmazonでも折りたたみマットレスの口コミをチェックして折り目部分の違和感あったという意見が多ければ避けた方が無難です。

寝心地を大きく左右するクッション材の選び方

ポケットコイルの折りたたみマットレスを選ぶポイント

ポケットコイル

ポケットコイルやボンネルコイルなどコイルスプリングの折りたたみマットレスがシングルで1万円台と信じられないレベルの低価格で販売されてます。

コイルスプリングの折りたたみマットレスは、底付き感がない安心の寝心地という点ではとびぬけていますが、重量があるので小まめに収納するには不向きです。

また、中には

  • コイルがゴツゴツあたる
  • スプリングが破損してカバーから飛び出る

など安いだけあって寝心地もあまりよくないものもあるので注意が必要です。

気になるコイルスプリングの折りたたみマットレスがあったらスプリングのゴツゴツ感はあるか、スプリングの破損はないかということを意識して口コミをチェックするようにしましょう。

洗える折りたたみマットレスを選ぶポイント

エアウィーヴなど丸洗いできるクッション材を使った折りたたみマットレスも人気です。

マットレスを洗う

丸洗いできる清潔性と高い通気性のため夏はかなり涼しい寝心地を味わえるのが特徴ですが、基本的にはかなり硬い寝心地になってるので女性や痩せ型体系の人が使うとマットレスのフィット感に物足りなさを感じるかもしれません。

その意味で、洗えるタイプの折りたたみマットレスは硬い寝心地が合う人向きです。

洗える折りたたみマットレスの場合は、洗う時の手間を考えて3分割できるタイプがおすすめです。

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折りたたみマットレスに低反発は合わない

低反発

低反発ウレタンの折りたたみマットレスをフローリングに敷いて使うと、柔らか過ぎて底付き感は避けられないので単独で使うには不向きです。

低反発マットレスは今使ってる敷布団またはマットレスが硬すぎる場合にマットレストッパーとして使うのがベストな使い方なので、単独で使う場合は低反発の折りたたみマットレスとしてはおすすめしません。

折りたたみマットレスは高反発タイプが主流

折りたたみマットレスのクッション材として最も人気が高いのは高反発ウレタンフォーム。

高反発折りたたみ

軽量で耐久性が高く、体へのフィット感もあり寝返りが打ちやすいのが特徴です。

マットレスのクッション材が体を押し返してくれるので、折り畳みマットレスをフローリングに敷いても底付き感はありません。

ただ、高反発ウレタンはクッション性の強さがメーカーやマットレスの種類によってかなり変わってくるので自分の体型に合うかどうかはチェックが必要です。

中には体のフィット感を高める層と体を沈ませずサポートする層の複数層になってる折りたたみマットレスもあります。

多少高くなりますが自分に合った寝心地を重視してより長期間使いたい人には向いてます

1~3万円台の安くて人気の折りたたみマットレス4選

最後に1~3万円台の安くてコスパ抜群で人気の折りたたみマットレスを紹介します。

安い折り畳みマットレスは色々ありますが、1年でへたる、底付きする、折り目の隙間の寝心地が悪いといった低品質のマットレスは除外して、しっかりとした厚みで底付き感なく、価格に見合わない高いクオリティのマットレスを厳選しました。

コスパ重視の折りたたみマットレス選びの参考にお役立てください。

エムリリー「優反発3つ折りマットレス8cm」

エムリリー優反発8cm3つ折り

欧州で有名なサッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」の公式寝具パートナーとしての品質を誇るエムリリーブランドの折りたたみマットレス。

アスリートが使ってるから誰でも最高の寝心地というわけではありませんが、柔らかな低反発層と体を支える高反発層の2層構造で、フィット感が高くモッチリした柔らかみがあるけど腰が沈まずしっかりと支えてくれるので幅広い体型の人にフィットするのが理想的な構造です。

サイズ セミシングル、シングル、セミダブル、ダブル
クッション材 低反発ウレタン/高反発ウレタンの2層構造
厚さ 8cm
重さ 5.4kg~
価格 25,278円~
サービス 3年保証

ニトリ「3つ折り薄型ポケットコイルマットレス」

ニトリ折りたたみマットレス

コイルスプリングの折りたたみマットレスとして、ニトリならではの安定のクオリティと低価格を実現したポケットコイルマットレス。

ニトリのネット限定販売モデルで、独立したコイルスプリングが体を支えるのでどんな寝姿勢でも体のラインを支えてくれる体圧分散、通気性の高さと沈まない寝姿勢が魅力のマットレスです。

敷布団としてフローリングに直接敷いてもベッドに敷いても底付き感なくしっかりした寝心地。

ただ、コイルスプリングマットレスならではの重量があるので、毎日収納するにはちょっと不便さはあります。

サイズ シングル
クッション材 ポケットコイル
厚さ 10cm
重さ 21kg~
価格 13,900円~
サービス 14日間返品保証

エイプマン「エイプマンパッド310」

エイプマンパッド310

ハードな寝心地の高反発マットレスで有名なエイプマンパッドの折りたたみ高反発マットレス。

エイプマンパッド310は厚さ10cmとベッドパッドではなく単独で使えるモデルで、ハードな寝心地は変わらず。

女性や痩せ型の人が使うと硬過ぎて体へのフィット感が足りなく、人によっては腰が浮いて腰痛の原因になる可能性もあるので出来れば体重70キロ以上の男性向け。

硬めの寝心地が好きなガッチリ体型の人にとってはかなりコスパが高い折りたたみマットレスです。

返金保証付きと返金保証なしで価格が変わりますが、硬めな寝心地が合うかどうか自信がない人は返金保証アリを選ぶのが無難です。

サイズ シングル、セミダブル、ダブル
クッション材 高反発ウレタン1層構造
厚さ 10cm
重さ 7kg~
価格 20,130円~
サービス 90日間返品保証

無印良品「洗えるマットレス・固クッション」

無印洗えるマットレス

無印の折りたたみマットレスとしても洗えるマットレスとしても人気です。

厚さ十分の3分割式なのでいざ洗う時も洗いたいパーツだけ取り外して浴槽で洗うだけなので簡単。

「固クッション」というネーミング通りかなり硬い寝心地で、エイプマンパッド310と同じく体重70キロ以上の男性向け。

痩せ型の人が使うと沈み込みが全くなくて体へのフィット感も足りず悪い寝心地になるかもしれません。

13cmなので折りたたむとそこそこの高さになるので収納する場合はスペースを確保しておきましょう。

サイズ シングル、セミダブル、ダブル、クイーン
クッション材 ポリエチレン
厚さ 13cm
重さ 12.5kg~
価格 24,900円~
サービス なし

折りたたみマットレスを賢く選ぼう

ここまで読んでいただきありがとうございます。

この記事があなたにとって折りたたみマットレスが合うのかどうかの判断、またはあなたにとって最適な折り畳みマットレスを判断する参考になったら幸いです。

折りたたみマットレスは機能性が高いので色々な使い道がありますが、毎日寝ることを考えたらまずは寝心地が自分に合いそうかどうかを最優先に考えてください。

そして、フローリングなど床に敷いて使うのであれば十分な厚みがあること、毎日収納するのであれば重量もチェックですね。