マットレスの寝心地を良くするには柔らかさは欠かせませんが、柔らかすぎると人によっては逆に寝心地が悪くなりがち!
特に腰の部分が沈んでしまうと寝返りも打ちにくく、腰痛の原因にもなりやすいので要注意です!
今回は柔らかいマットレスの硬くする(弾力性をアップする)3つの方法をご紹介します。
どの方法が良いかあなたのマットレスの状態や感じてる寝心地に合わせて選べるように意識しているので、「今お使いのベッドマットレスが柔らか過ぎて腰が沈む」「もうちょっと硬めしたいけど新しくベッドマットレスを買う余裕はない」っていう人のお役に立てたら幸いです。
部分的に硬くしたい場合ハニカムシートを敷く
今使ってるマットレスに凹みがないけど柔らかくて、腰の沈み込みが気になって寝心地が悪い人向けの方法です。
部分的にクッション性や弾力性を高めたいケースにはかなりコスパが良くて効果的。
ハニカムシートで部分的なクッション性を高める!
クッションや座布団、市販の腰枕を敷いて使う人もいますが逆に反り腰の状態になってしまうことが多いのが難点。
一方、ちょうどいい厚みとクッション性のアイテムとしてはハニカムシートが最適です。
寝具で使うハニカムシートはポリエステル素材が蜂の巣のようにおられたもので、マットレスの底面に敷いたら吸湿、高さ調整の役割があるので除湿シート的に使う人もいますが、マットレスの上に敷くことで弾力性をアップしてマットレスの硬さが調整出来るのも特徴。
丸洗いできて通気性もいいので、夏場の敷きパッドとしても使っていいし、ハニカムシートの上にさらに硬めの高反発ウレタンの薄いマットレストッパーを敷く方法もマットレス全体を硬くする方法として有効です。
弾力性をアップしたい箇所だけに敷く
またハニカムシートはマットレス全体じゃなくて部分的に使えるのも便利です。
30×60サイズ程度の大きさのハニカムシートを腰の部分に敷いて使うと柔らかいマットレスでも腰の沈み込みがかなり改善されるので部分的なマットレスの硬さ調整にはおすすめです。
薄くて硬めの高反発マットレストッパーを敷く
今使ってるマットレス全体が柔らかくて腰だけじゃなく方も沈んで寝心地が悪い、寝起きも疲れが取れない場合はベッドマットレスと同じサイズの高反発ウレタンのマットレストッパーがおすすめです。
ベッドマットレスを替えずにコスパ良く硬さをアップ
マットレストッパーなので薄いですが重ねて使うには申し分ありません。この場合3~5cm程度の厚さのマットレストッパーが良いですね。
ニトリやドンキでも高反発トッパーはお手頃価格で販売されてますが、トゥルースリーパーなどの有名ブランドは1,2万円。
それでもベッドマットレスを買い替えるよりはコスパ良く対策できます。
高反発か硬めのトッパーを選ぶこと!
低反発のマットレストッパーだと硬さはアップされないので、高反発でやや硬めの寝心地のものを選ぶようにしましょう。
マットレストッパーは低価格帯のものが多いですが、通販で安いマットレストッパーだと消臭対策してないものもあって、しばらく強いウレタン臭が気になることもあるので、高反発、防臭対策の2点だけはチェックすることは意識して下さいね。
凹みがあるマットレスで腰が沈む場合の対策
マットレスに凹みがある場合はマットレスのヘタリなので基本的には買い替えのサインです。
凹みを復元することは不可能なので、原則として自分の体に合ったマットレスを新しく買い替えるか保証期間だったら交換してもらうことがベストなんですが、臨時の対応を2つ。
ハニカムシートやタオルでマットレスの凹み部分を埋める
先ほど紹介したハニカムシートまたはタオルでマットレス全体がフラットな寝心地になるように畳んで腰の下に敷くか、ハニカムシートを敷いてちょうどいい寝心地になるかどうかをチェックして下さい。
まず家にあるものでマットレスの凹みを調整できるかどうか試しましょう!
畳マットやベニヤ板(コンパネ)を敷く人もいて意外と好評
マットレスの凹みをなかったことにするために、畳マットを上に敷いてその上にさらに敷布団を敷く人、またはベニヤ板(コンパネ)を敷く人も。
- 畳マットと敷布団だったら、畳の上に敷布団を敷いてる寝心地
- ベニヤ板(コンパネ)と敷布団だったら、フローリングの上に敷布団を敷いた寝心地
私はどちらの寝心地も底付き感があって好きじゃないですが、人によっては意外と好評なので試してもいいかもしれません。
ただ、この2つの方法はあくまでも臨時の対応です。
いずれにしても、マットレスの凹みや歪みなど経年劣化で腰が沈むような場合は新しくベッドマットレスに買い替えることをおすすめします。
寝具は年々進化しているので、多分昔に買ったベッドマットレスよりも安くて体に合うものがたくさんありますよ。
柔らかくて腰が沈むベッドマットレスは早めに対策を
冒頭でも言いましたが、柔らか過ぎるベッドマットレスで寝心地が悪いと感じたら今回紹介した方法を参考に何かしらの対策をすることをおすすめします。
特に腰が沈んでしまうと、寝返りが打ちにくくて冬でも寝汗が多くなって体温調節ができなくなるし、腰に負担がかかった状態が長く続いて腰痛の原因にもなるのでいいとありません。
柔らかいマットレスやマットレスの凹みの参考になったら幸いです。