皆さん、寝返りは意識してますか?
寝返りの重要性は色々なテレビ番組でも言われている通り、寝返りが打ちやすい環境は良い睡眠環境とほぼ同じで、基本的に寝相は悪い方がいいです。
とはいっても、意識したところで自分の意志ではコントロールできないのが寝返りですが、だからこそ寝返りの打ちやすさは大切です!
この記事では快適で最適な寝返りが打てる寝具環境はどのようなものなのかをまとめました。
寝返り打ちやすいと評判のマットレスに替えてもあまり寝返りできないこともあるので、ここでまとめた3つのポイントをお役立てください!
ベッドマットレスの位置は壁から離す
ベッドやマットレスを壁にくっつけている状態の人も多いですが、壁が近くにあると潜在的に圧迫感を感じて自然と寝返りが打ちにくくなります。
寝返りが打ちやすい高反発マットレスを使っていたとしても、壁にぴったりとベッドやマットレスを付けてしまうと思っていたより寝返りの打ちにくさを感じることがあるので、壁からある程度離れた場所に置くことがおすすめです。
理想は壁や窓から50cm以上離すことと言われてますが、寝室などお部屋の環境によっては厳しいこともあるはずなので、50cmにこだわらず壁から離れた場所に置くということを意識して下さい。
大人がベッドから落ちる心配は不要
寝相が悪くても、ベッドから落ちることはまずありません。
不思議なことに人間は睡眠中も無意識で壁の位置やベッドの位置は把握してるんです。
それくらい、無意識の中で壁が近いと寝返りが打ちにくくなってしまうのでまずは出来るだけ壁から話した場所で寝ることを意識しましょう!
出来れば2人で同じマットレスに寝ない
また、ダブルベッドやクイーンベッドで2人で寝るのも同じで、人が隣にいることで寝返りが打ちにく感じます。
すでに大きなサイズのベッドを2人で使ってる人はそう簡単に替えることは現実的じゃありませんが、これからベッドをそろえようとしている人は大きなサイズではなく長い目で寝返りのしやすさを考慮してベッドを分けることも検討して下さいね。
ストレスなく寝返りしやすい寝服を意識する
寝る時はどんな格好で寝てますか?
冬はモコモコしたあったかいパジャマが人気だし、男性の場合スウェットで寝る人もいいでしょう。
シルクのパジャマは高いけどスルスルとストレスフリー!
夏は裸で寝る人もいるし、短パンTシャツで寝る人もいますが、ストレスなく寝返りを打つなら摩擦が少ない恰好を意識して下さい。
滑らかに自然に寝返りを打つためにはこれらの格好で寝るよりも、麻かシルク素材のパジャマがおすすめです。
中でもシルクのパジャマは別格です。
麻やシルク素材は寝具との摩擦が少なくなるので、スルッと寝返りを打つことが出来ます。
毛布は掛け布団の上に
冬は毛布を使う人も多いですが、毛布は寝返りを打つ時に絡みやすいし摩擦が大きいので出来れば掛け布団の上に毛布を掛けて寝ることが理想的です。
保温効果としても毛布は掛け布団の上に掛けるのがいいですよ。
出来れば弾力性の高いマットレス
マットレスは柔らかく体が沈みやすいモノではなく弾力性や反発力が高いマットレス、いわゆる高反発といわれるマットレスがおすすめです。
もちろん硬すぎると寝心地が悪くなって、寝返りが増えても快眠度が下がるなんてこともあるので自分の体に合う硬さを選ぶことは重要です。
基本的にはマットレスのメーカーが公表している通り、どんな体型の人に合ってるのかをチェックして自分に合った硬さの高反発マットレスを選ぶことを意識しましょう。
あまりにも硬いマットレスの場合は薄い低反発マットレスを上に敷くのがおすすめです。
包み込まれるような柔らかいマットレスで寝ると、ぬかるみに足を取られて動きにくいように体が動かしにくく自然でスムーズな寝返りが打ちにくくなります。
同じように枕も同様で寝返りを打つ時は脚、腰、頭を起点に動きますが、低反発枕などを使っていると頭がすっぽりと枕にはまってしまって寝返りが打ちにくく、体は動いても首が動かなくなって寝返りが打ちにくい、または寝違いになる可能性もあるので首を左右に動かしやすい硬さを選ぶようにしましょう。
高級なマットレスや枕じゃなくても全然大丈夫!
一番重視してほしいのは自分の体型に合った硬さかどうかですよ。
寝返りを打ちやすい環境を作りましょう!
寝返りは体の一部が圧迫されることを防ぐ、睡眠中の体温調整、布団の中の温度調整、蒸れから逃げるなどの生理現象です。
寝返りが多すぎるのは温度や湿度が高すぎる、またはマットレスや敷布団が硬すぎるのが原因なので、柔らかさを改善する、肌触りがよく放熱性が高いシーツなどで寝具環境を見直すべきですが寝返りが少なすぎるのも問題です。
同じ姿勢で寝続けることは睡眠中の血行が悪くなって寝起きのコリや腰痛の原因ともいわれています。
寝相が良いと言われているけど寝起きに体中のコリを感じる人、寝起きの腰痛を感じる人は寝返りが打ちやすい環境にすることを意識して下さいね。
寝返り回数なんて自分の意識だけじゃどうにもならないと痛感したこともありましたが、ちょっとしたことで良くなりますよ。