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敷布団をフローリングに敷いて使う人の4つのリスクとその対策

フローリング敷布団

最近は畳部屋がないマンションやアパートが増えたこともあって、フローリングに敷布団を敷いて寝る人も増えてます。

フローリングに敷布団を敷いて寝るのは、部屋を広く使えたりベッドを買わなくて済むといったメリットがありますが、

  • 腰が痛くなる
  • カビやすい
  • 冬は寒い
  • 見た目がダサい

こんなデメリットもよく聞きますね。

今回はフローリングに敷布団を敷く人のデメリットを克服する方法をまとめました。

今まさしく悩んでる人や引っ越したばかりでこれから敷布団を準備する人は是非お役立てください。

フローリングに敷布団を敷くと腰が痛くなる人の対策

マットレス腰が痛い

フローリングに敷布団を敷いて使っていて腰が痛くなる人は多いですがそのほとんどの理由は敷布団が薄すぎるから。

マットレスでも同じですが、十分な厚みがない底付きするような敷布団を使っていると、尾てい骨や骨盤がフローリングにゴツゴツあたって痛くなります。

畳の場合でも底付きしますが畳はまだ少しは弾力があるので体の負荷を軽減してくれますが、フローリングの場合は負荷を逃がしてくれないので痛くなりやすいし痛みも大きくなりがちです。

また、厚みがある硬い布団の場合は薄くても底付きしないかもしれませんが、今度は布団が硬すぎて腰を圧迫するなんてこともあります。

まず、薄い布団を使っている人はもう一枚重ねるなど底付き感しないレベルまで敷布団に厚みを持たせましょう。

これから敷布団を用意する人は十分な厚みがあって底付きのない敷布団か収納も便利な3つ折りマットレスがおススメです。

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フローリングに敷布団を敷く人必見のカビ対策

敷布団カビ

敷布団でもマットレスでも同じですが、フローリングに敷布団を直接敷く場合はベッドなどの家具の上で使うよりも断然カビやすくなります。

理由は寝汗が逃げる場所がないのと、フローリングと敷布団の間に結露がたまりやすいから。

万年床のように敷きっぱなしにして何もしないと、下手したらフローリングまで黒カビになってしまうので注意が必要です。

布団の天日干しと陰干し

対策としては最低でも1週間に一度は天日干しすること。

布団干す

ただ、敷布団の素材によっては天日干し出来ないものもあるのでその場合は陰干しです。

陰干しは日光が当たらない風通しの良い場所で干すことでこれをするだけで布団に溜まる湿気が飛ばすことが出来ます。

陰干しするスペースがない場合は少なくても布団をどかしてフローリングを乾拭きするなどしましょう!

カビ対策に除湿シートは最強

除湿シート

それも面倒な人は、除湿用のシートを敷いてその上に敷布団を敷くのはカビ対策としては最強です。

見た目を気にしない人はフローリングの上に新聞紙を敷いてその上に敷布団を敷いて使ってる人やバスタオルを敷く人もいますが、防カビ対策としてはかなり有効。

見た目を気にするなら、ラグマットでもいいし除湿専用シートも安くていいものが売ってるので、湿気を吸収してあげるものをフローリングを敷布団の間に1つあると全然違います。

また、定期的に布団を表裏、上下逆にして使うローテーションも忘れずに!

敷布団もマットレスでも同じ個所に負荷をかけ続けると劣化が早くなるので、年に数回でもいいので上下・表裏を逆にすることで寿命が延びるのは豆知識。

フローリングに敷布団を敷いて寝ても冬寒さを感じないための対策

敷布団は綿など通気性の高い素材で作られてるものが多いので、フローリングに直接敷いて使っていると冬場はフローリングの冷気が背中から気て底冷えしがち。

寒くて途中で目が覚めてしまったり、最悪の場合は風邪をひいたり冷えによる肩こりや腰痛の原因にもなります。

特に新型コロナウィルスで敏感になっていると普通の風も怖いですよね。

すのこベッドを敷くと防カビ対策にもなるし冷えもダイレクトに来ないというメリットはありますが、そもそもすのこベッドも場所をとります。

電気毛布を使うという手もありますが、加熱し過ぎて寝にくいのがデメリットでタイマー式じゃないと寝てる最中も温め過ぎて体温調整が出来ず体調を崩してしまいやすくなります。

発泡スチロールを敷くと断熱効果があって冷えないけど見た目がダサすぎるし発泡スチロールの音も不快です。

では、フローリングに敷布団を敷いて寝る人が寒さ対策として一番いいのは何か?

まずカビ対策で紹介した除湿シート。

除湿シートを敷くだけで冷気がダイレクトに伝わってくるのをかなり抑えてくれます。

さらに、敷布団の上に暖か系の敷きパッドを敷くとほぼ完璧。

ニトリでもドンキでも通販だったらAmazonでも楽天でも安くてあったかい敷きパッドがたくさん売ってますよ。

特におすすめはフランネルのマイクロファイバーの敷き毛布です。

掛ける毛布を下に敷く人もいますが、敷くように作られてないので寝てるとよれて寝心地が悪くなるので、敷き用のものを選ぶようにしましょう。

また、これから敷布団を準備する人だったら十分な厚みのある敷布団を選ぶことを意識して下さい。

底付き感もなく腰痛予防にもなるので一石二鳥です。

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敷布団だと見た目がダサいと感じる人の対策

布団汚く使う

以外と気になる人が多いのが「フローリングに敷布団を敷くと見た目がダサい」という意見。

寝具の機能性は重要ですが見た目の景観も必要で、出来るならおしゃれでカッコよく使いたいものです。

まずは布団カバーを自分の好みの色でそろえる。

そもそも敷布団にダサさを感じてしまうなら3つ折りマットレスやソファマットレスにするという手もあります。

フローリングに敷布団を敷くのは省スペース作戦が大きな理由だと思うので、見た目も格好悪くなくベッドもいらず収納もしやすい3つ折りマットレスや、ソファとしても使えるソファベッドも検討して下さい。

フローリングに敷布団を敷くデメリットと克服方法のまとめ

敷布団をフローリングに敷いて使うと腰が痛くなる、カビやすくなる、底冷えする、見た目がちょっとダサいというデメリットをご紹介しましたがいかがでしょうか?

まずは十分厚みのある敷布団を選ぶこと!

これだけで腰の痛さ、底冷え対策に十分。

カビ対策としては除湿シートなど敷布団とフローリングの間に吸湿アイテムを使うこと!

これもカビ対策としても底冷え対策としても有効です。