シンプルなデザイン性とリーズナブルな価格帯で欧米を中心に世界的に有名なZINUS(ジヌス)の低反発マットレス。
韓国ブランドの寝具・インテリアのマットレスで、日本では2019年からジワジワと評判を高めていることもあって前から気になっていたZINUS (ジヌス)の低反発マットレスを体験してきました。
zinus (ジヌス) 低反発マットレスの寝心地をじっくり体験!
今回ZINUS (ジヌス)を体験したのはビックカメラに入っている生毛工房。
店員さんも丁寧に対応してくれました。
体験したのはZINUS (ジヌス)Green Teaシリーズの低反発マットレスで、以下の3つの観点でご報告します。
- 仰向けの寝心地
- 横向きの寝心地
- 寝返りのしやすさ
今回、ZINUSの低反発マットレスを試したのは身長180cm、体重75kgの男性です。
仰向けの寝心地
やっぱり低反発マットレスだけあってずっしりと体にフィットして適度な沈み込みを感じます。
私は体重75kgなので、寝る前は特に腰の沈み込みを予想してましたが意外と浅めの沈み込みで腰に違和感や不快感は感じません。
予想以上にお尻から腰にかけてマットレスが隙間なくフィットして心地よい沈み込みなのでサポートされてる感覚もあります。
フカフカする寝心地という意味ではちょっと物足りなさはありますが、体圧分散がよくできている状態なので腕を伸ばしても体の全部とフィットして仰向けでの寝心地の良さはかなりいいですね。
横向きの寝心地
よい低反発マットレスは横向きの寝心地が最高!という私の持論がありますが、ZINUS (ジヌス)の低反発マットレスも横向きが一番快適です。
特に硬いマットレスや敷布団だと横向きになると腕と胸が窮屈さを感じてしまうので敬遠する人もいますからね。
ZINUS (ジヌス)の低反発マットレスで横向きになると、柔らかく適度に沈んでくれるので無重力とはいわないまでも肩や腕や胸の圧迫感はほとんど感じませんでした。
やや硬めの低反発マットレスということと、私の体型もあってか少しの窮屈感はありましたが、もっと体重が軽い人だったら横向きの窮屈さはもっとなくなるはずです。
横向きの寝心地がイマイチと感じてる人にはいいですね。
寝返りのしやすさ
さすがに低反発マットレスだけあって寝返りは打ちにくいで、マットレスから起き上がりにくさも低反発マットレスならでは。
沈み込みが浅いけど寝返りをサポートするような弾力性はありません。
ZINUS特有じゃないけど、寝返りの打ちにくさはほぼ全ての低反発マットレスにいえることなので、ここをどう見るかがあなたに合うかどうかの分かれ目ですね。
寝返りが少なくて寝起きに体がバキバキの人には向いてないし、寝返りを少なくして安眠したい人には向いてます。
ZINUS(ジヌス)マットレスの総評!
ZINUS (ジヌス)の低反発マットレスは仰向けでも横向きでも体圧分散が良く出来ていて、しっかりとしたベッドマットレスです。
寝心地はテンピュールマットレスよりやや硬めですが、ZINUS (ジヌス)の方が圧倒的にリーズナブルという点で、低反発マットレスを探している人にはいいかもしれません。
低反発マットレス特有の柔らかさと体圧分散の良さは十分に感じるし、腰が沈み込み過ぎることがないので安心して眠れます。
また、ウレタン特有の匂いも感じさせなかったのもいいですね。
ただ寝返りはかなり打ちにくいので全ての人に合うかどうかはわかりませんが、コスパ重視で低反発マットレスを検討している人は良いかもしれません。
zinus (ジヌス) 低反発 マットレスの特徴
ZINUSとは
韓国に本社を置く世界的な家具・寝具インテリアブランドです。
マットレスは2005年からアメリカで発売開始され、今では欧米を中心に世界10か国で累計800億円を誇るグローバル企業です。
日本ではZINUSジャパンとして2019年から本格的に販売開始され、店頭販売よりはAmazonや楽天などのネット販売をメインですが2020年からは山本美月さんがアンバサダーをつとめることで日本でも知名度が上がっています。
ZINUS(ジヌス)マットレスのラインナップは、基本的に低反発マットレスが主力で、ベッドマットレスタイプのGreen Teaシリーズとマットレストッパータイプのどちらかです。
Green Teaシリーズ(低反発ベッドマットレス)
マットレスとしては珍しい抗菌効果もある緑茶成分が配合されたGreenTeaシリーズ。
低反発マットレス特有の柔らかさと包み込まれる寝心地がありながら、浅めの沈み込みでしっかりと体とをサポートするのが特徴です。
- 5.1cmのマシュマロフォームと呼ばれる40ニュートンの低反発層
- 5.1cmの圧力緩和高密度フォームと呼ばれる111ニュートンの柔らかめの高反発層
- 10.2cmの高密度ベースサポートフォームと呼ばれる169ニュートンの高反発層
この3層構造が沈み込みすぎない工夫がされているので、低反発マットレスの中では硬めの寝心地の部類に入り、長時間寝ていても疲れにくく快適な寝心地が実現できます。
マットレスの厚さは15cm~で、価格はシングルサイズ8980円とベッドマットレスとしては破格の値段。
シンプルなデザインでインテリアとしての面でも十分なクオリティをもつベッドマットレスにもかかわらずかなりリーズナブルな価格ということでAmazonを中心に人気があります。
確かに、Amazonでは怪しげな中華系の販売会社の超低価格マットレスがさくらのレビューで色々被害が出ていますが、ZINUS (ジヌス)は日本法人もあり安心できますね。
保証期間は5年間と長めなのも安心できるポイントです。
Torso tec シリーズ低反発トッパー
ZINUS (ジヌス)の厚さ5cmの薄型低反発マットレストッパーシリーズで有名なのがtorso tec シリーズ。
これだけで寝たらほぼ間違いなく底付きするのでおススメしませんが、今使っているマットレスや布団が硬すぎる、フィット感が足りないという場合に手軽に重ねて使えます。
Green Teaシリーズと同じく消臭・抗菌対策として緑茶成分が含まれているので爽やかな清潔感が特徴です。
サイズはシングルとセミダブルの2種類で5699円~で、硬いマットレスとの組み合わせで、出来るだけ安く柔らかさを追加したい人にはおすすめです。
ZINUS (ジヌス)低反発マットレスの評判
ZINUS (ジヌス)の低反発マットレスを実際に使った人は、体圧分散が優れてるけど寝返りが打ちにくいという低反発マットレスの特徴を踏まえて購入した人がほとんどなので、評判はかなり良いです。
評判の良さはやっぱり「この価格でこの良質な寝心地」っていうのところでしょう。
ただ、低反発マットレスの中では硬めの方なので、思ったより硬かったという人も少数ながらいます。(私にとっては柔らか過ぎるくらいでしたが)
実際の私の体験でも、ZINUS (ジヌス)の低反発マットレスは体へのフィット感はかなり高いけどフカフカ感はあまり感じられません。
ZINUSは楽天、Amazonでの販売がメインということもあり、商品別の口コミも楽天レビュー、Amazonレビューが一番充実しています。
まとめ
ZINUS (ジヌス)の低反発マットレスを簡単に言うなら、高い品質と価格の手軽さ。
本社を韓国に持ち欧米ではかなりの実績を上げていますが、日本では2019年から本格的にサービスを開始し始めたばかりのZINUS (ジヌス)ですが、低価格帯で長期保証もあるので、今後日本でも人気が出そうな予感があります。
今回は低反発マットレスをメインに紹介しましたが、ZINUS (ジヌス)はポケットコイルマットレスからベッドフレームも安いですよ。