体を面ではなく点で支えるマットレスの良さや、注意してほしいことってご存知でしょうか?
西川エアーやムアツ布団など何年も前から有名なシリーズから、ニトリの点で支える体圧分散敷布団まで、今では色々なメーカーから販売されてますが、
全て同じ寝心地ではないし中にはブームに乗じて粗悪品を販売するメーカーまであります。
この記事では点で支えるマットレスを選ぶ時に知っておきべきポイントから人気のマットレスとその特徴をご紹介します。
点で支えるマットレスを選ぶ時に最低限知っておくべきXつのポイント
点で体を支えるマットレスの特徴は、体のラインに沿ってフィット感を高めること、仰向けでも横向きでも体の一部が圧迫されない体圧分散です。
また、弾力性があるので寝返るが打ちやすくて、寝返り回数を増やすことで睡眠中に血流の阻害を防いでくれるという意味で理にかなった構造が特徴です。
とはいっても、点で体を支えるマットレスが全ての人に最適という訳じゃないし、中には形だけ凸凹にしただけで寝心地が悪いものもまであるので、選ぶ時は以下のポイントを意識することをおすすめします。
- 寝心地は硬め!柔らかいマットレスは点で支える意味がない
- フローリングかベッドか敷く場所に応じて厚みをチェックする・凸凹の寝心地が好きかどうか
- 凸凹の寝心地に慣れるまで数日かかる人も
- アスリートが使っているかどうかで何が違う?
寝心地は硬め!柔らかいマットレスは点で支える意味がない
点で支えるマットレスの寝心地はほぼ全て硬めです。
凸の部分が柔らかいと寝た時に潰れてしまうので、点で支える構造にする意味がなくなります。
その為、柔らかくて良く沈むという感想が多い場合は点で支えてる意味がないので選ばないようにするのが賢明です。
その意味で、点で支えるマットレスは硬めの寝心地や浅い沈み込みが体に合わない人、低反発マットレスが好きな人にも向いてません。
浅い沈み込みの寝心地が好きな人、体をしっかり支える硬めの高反発マットレスの寝心地が好きな人に向いてます。
また、高反発マットレスや硬めのマットレスが好きだけど横向きになると腕や肩が圧迫されるという人には点で支えるマットレスは抜群に相性がいいです。
フローリングかベッドか敷く場所に応じて厚みをチェックする
点で体を支えるマットレスは基本的に体を支える弾力性が強いので他のマットレスと比べて底付きする心配はありませんが、それでもフローリングに敷いて使う場合は5cm以上の厚さはあった方が良いですね。
マットレスによってそれぞれではありますが、厚さが5cmに満たないとフローリングに敷くと底付きする可能性があるしヘタリも早くなります。
ベッドに敷いて使う場合は厚さは10cm以上はあった方が良いです。
ベッドに敷いても5cm以上であれば底付き感はないはずですが、体重がベッドの底板にダイレクト伝わって下手したら底板が割れてしまう可能性があるので。
別のマットレスや敷布団と重ねて使うのであれば別ですが、単独でベッドに敷いて使う場合は厚さは10cm以上を目安にするのが無難です。
凸凹の寝心地に慣れるまで数日かかる人も
点で体を支えるマットレスを初めて使う人の中には凸凹の寝心地に慣れるまで数日かかったという人もいます。
凸凹の寝心地の方が好きな人もいれば、凸凹を感じない方が好きな人もいるのでこればっかりは人それぞれです。
例えば点で体を支えるマットレスで有名な西川エアーシリーズでも凸凹の寝心地を感じやすい西川エアー01が好きな人もいれば、凸凹の寝心地を感じにくい西川エアーSIの方が好きな人もいるので。
いずれにしても、点で体を支えるマットレスが初めての人は、チャレンジしてみるか、じっくり店頭で試すか、返品制度があるものを選ぶのどれかが必要です。
アスリートが使っているかどうかで何が違う?
西川エアーだったら大谷翔平さん、スリープマジックであれば桑田真澄さんなど点で体を支えるマットレスはアスリートがアンバサダーになってることも多いですね。
「体のケアが必要なトップアスリートが使ってるから私にも合うはず!」と考える人が多いですが、寝心地が合とか体に馴染むかどうかは人それぞれです。
アスリートが使っていることで判断出来ることは、そのマットレスが一定以上の品質の高さがあるかどうかですね。
しっかりとした硬さがあるかどうか、劣化しにくいかどうかなどの品質の高さを判断する基準にはなりますが、誰にでも合う健康器具ではないということです。
おすすめの点で支えるマットレス3選!シングルからダブルまで
ここまでの内容を踏まえつつ、数ある点で体を支えるマットレスの中で特におすすめのマットレスと特徴をご紹介します。
【コスパ抜群】ニトリの点で支える体圧分散敷布団
安くて良質なニトリで今人気急上昇の点で支える体圧分散 敷布団。
3つ折りなので収納しやすく、部屋のスペースをとらないというところもいいですね。
しっかりとした硬さもあるけどせんべい布団のような不快な硬さじゃありません。
凹凸を感じる寝心地なので人によって合う合わないは分かれます。
ニトリではNキューブと言う点で支えるマットレスもありますが、硬さが全く足りないのでニトリの中であれば断然点で支える体圧分散 敷布団がおすすめです。
また、マツコ・デラックスさんの広告で有名な昭和西川のムアツふとんよりもこっちの方がコスパは圧倒的に違います。
こちらのYoutuberのレビューは結構参考になりますよ。
メーカー | ニトリ |
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サイズ | シングル~ダブル |
厚さ | 7cm |
硬さ | やや硬め |
凹凸の寝心地 | 凹凸感あり |
使い方 | フローリング/ベッド |
返品保証 | 14日以内 |
価格 | 15,176円~ |
【地味に傑作】雲のやすらぎプレミアム
雲のやすらぎプレミアムは点で支える体圧分散層と寝返りや寝姿勢を支える高反発層に分かれ、寝返りの打ちやすさと適度な沈み込みが特徴です。
厚さ17cmで折りたたみ式ではないので、ベッドに敷くのがおすすめですがフローリングに敷いて使う人も多いですね。
柔らかくないのに凹凸の寝心地はそれほど感じず、適度な沈み込みがあるけどしっかり体を支えてくれるので硬いのが苦手な人にも合う寝心地。
サラサラした肌触りの春夏用メッシュ生地は涼しく蒸れず、
ファイングレードウール100%生地の秋冬用はジンワリ暖かくなるので寒い季節は絶品。
季節に応じてリバーシブルで使える特殊なアウターカバーで温度や湿度をコントロールしてくれるので気持ち良さは格別です。
力士や格闘家からプロテニスプレイヤーまで色々なアスリートが愛用していることから品質の高さも一流。
値段はやや高めですが100日間の返品保証もあり、まずは自宅でじっくり試して判断できます。
メーカー | 株式会社イッティ |
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サイズ | シングル~ダブル |
厚さ | 17cm |
硬さ | やや硬め |
凹凸の寝心地 | 凹凸感ほぼなし |
使い方 | フローリング/ベッド |
返品保証 | 100日後 |
価格 | 39,800円~ |
雲のやすらぎプレミアムは100日間の返品保証が使えてクーポンコードで格安になる公式サイトがおすすめです。
他サイトですが雲のやすらぎプレミアムのクーポンコードの使い方や感想が良くまとまってます。
【高いだけある】西川エアー01/SI
点で体を支えるマットレスを選ぶ時、予算を決めずに品質を重視するならやっぱり西川エアー。
世界的なトップアスリートも愛用しているし、筋トレYoutuberの人も最終的に西川エアー01にたどり着いたようですね。
メーカー | 西川株式会社 |
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サイズ | シングル~ダブル |
厚さ | 8cm/14cm |
硬さ | 硬め |
凹凸の寝心地 | 凹凸感あり |
使い方 | フローリング/ベッド |
返品保証 | なし |
価格 | 44,000円~ |
点で支えるマットレスの中で、西川エアーはかなり高級マットレスになるので買うのに躊躇してる人はまずはスリープチャージでお試しするのがおすすめです。
点で体を支えるマットレスの口コミは参考程度に
点で体を支えるマットレスは硬さや寝心地が独特なので合う人合わない人はかなり分かれます。
メーカー側は良い部分しか伝えないし、ユーザーの口コミでも「腰痛が治った」とか「寝起きにかなりスッキリする」「睡眠の質が上がった」という良い口コミもありますが「寝心地が合わない」「硬くて自分には無理」という人もいます。
今回紹介した以外でも点で体を支えるマットレスは色々なメーカーから販売されてますが口コミはあまりあてにせず、まずはしっかり試して自分に合うかどうかを判断してください。
ニトリや西川であれば全国の店頭で試すことが出来るので、じっくり時間をかけて出来るだけいつも寝る時に近い恰好で試すことが重要です。
点で体を支えるマットレスは合う人合わない人分かれますが、合えば寝心地と特に寝起きのスッキリ感はけた違いに変わってくるのであなたに合うものと出会えますように。
どれか迷うようであれば、100日間自宅でじっくり試せる雲のやすらぎプレミアムがいいでしょう。(折りたたみは出来ませんが)
体に合わないと感じたらサクッと返品できるので。